今日のメインディッシュはエフェソ教会への手紙から提供することにしたい。パウロはわたし達に勧める、「信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、愛にしっかりと立つ者であれ」と。
キリストにわたしの心に住んでいただかなければ、わたしは何もすることができない。わたしの一つひとつの業はキリストに導かれなければ、独りよがりのむなしいものになってしまい、キリストが求める愛の行いを実践することはできない。キリストがわたしの中にテントを張って、住み着いてくださるとき、わたしの日々の営みは、キリストの命を生き始める。
そのように生き始めるとき、「キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さを理解して」仕える喜びを知り、福音を伝えることができるに違いない。
国松神父