「あなたたちは不幸だ。」と、当時、神様から与えられた掟を教え、人を導く立場にありながらも、神様から心が離れてしまっているファリサイ派の人々や律法学者たちの目を覚まさせようと、彼らの過ちを鋭く指摘されるイエス様の姿があります。
おそらく「自分たちこそ神様の祝福を受け、幸せだ!」と信じて疑っていなかった彼らにとって、思ってもみない指摘を受けショックだったに違いありません。彼らの心が、指摘されたことを今一度受け止め、自分の幸せが本物かどうかを自ら問い直すことが出来ればよかったのですが、むしろ「激しい敵意」を抱くものとなったのは残念でした。
わたしたちも、信仰者として神様の思いに心を一致させるために目覚めていく必要が常にあります。福音による照らしを受けて、今一度、自分の信仰を、生き方を振り返り、神様との一致に達する道を前進していくように努めましょう。
mickey sdb