「わたしの名のためにこのような一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れるのである。」この言葉は子供(若者)のために尽くしているサレジオ会員の霊性と活動の聖書的根拠とも言える言葉ではないでしょうか。確かに、若者を受け入れ、彼らのために悩んだり苦しんだりすることは、キリストを受け入れ、キリストのために悩んだり苦しんだりすることであります。
今日は、守護の天使の記念日です。「言っておくが、彼らの天使たちは天でいつもわたしの天の父の御顔を仰いでいるのである」という今日の福音の言葉は、天使の本質のことを考えさせてくれる言葉です。天使は、霊的な存在であり、絶えず神に仕え、救いの歴史において大きな役割を果たし、悪い天使、つまり悪魔から人間を見守ってくださいます。
困難や失敗、誘惑などは、日々の生活に付きまとうものですが、天使の保護を通して神様が絶えず見守り、本物の幸福に向かって行くように導いてくださいます。
守護の天使に対する信心は人生の心配と不安を解消するものです。
Achille Loro Piana