私が幼い頃、自分のベッドの上に額に飾られた小さな1枚の絵がかけられていたことを今でも覚えています。その絵には小さな子供を導いている天使が描かれていました。天使は子供の手を引いて歩きながら、「こっちだよ」と言っているように進む方向を指差していました。地面には小さく蛇も描かれていました。
私が天使というものを考えるとき、いつもこの絵が浮かんできます。そしてこの絵のおかげでしょうか、天使を思い浮かべるとき、同時に神様の暖かい愛を感じることができます。天使とはどのようなものか、そもそも天使がいるのかということが議論の的になることもありますが、私にとって、天使とは「神様の愛が私に直接届いているのだ」、「神様な常に私のことを心にかけ、いろんな方法で私に接してくださろうとしている」ことを思い出させてくれるきっかけになります。
ベッドの上にかけられていた絵は、残念ながら引っ越しなどでどこかにいってしまいましたが、あの天使の姿は今でも私に「神様はこっちだよ」と指をさして手を引いてくれている気がします。
Daniel