この箇所は、「塩であれ」、「光であれ」と勧めや命令のように受け止められているようですが、実は、わたしたちはすでに「地の塩であり」、「世の光」なのです。自覚を促している言葉として有り難く拝聴いたしましょう。
塩も白い色のものでなく、岩塩のようなもので、動物たちが舐めるようなもので、光も電球ではなく、油に芯をいれて灯すような原始的なもののようです。
その塩について少年時代の思い出をひとつ。「ぜんざい」を作りました。小豆を水に浸して柔らかくなって火にかけます。煮えてきたら砂糖を入れますが、なかなかいつもの味になりません。そこで、母がひとこと。塩を少しいれてごらん。ほんの一つまみでしたが、みごとにおいしい「ぜんざい」ができました。隠し味としての塩。意味深ちょうですね。
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