「飼い主のいない羊のような群衆を見て、哀れに思い・・・」という個所のように、イエスは人々を羊にたとえて話されます。
確かに羊は自分で進路を決めて歩いて行くことも不得意なようで、そのために自分のえさすら、手に入れることがままならない動物と言われています。
今日の福音個所でも、イエスはまるで羊飼いであるように「私は道であり、真理であり、命である。私を通らなければ、だれも父のもとに行くことはできない」とおっしゃっています。多くの価値観の中に埋没し、自分自身を失った人々に対して、イエスは自分の生き方を通して、父である神のもとに行く道を示してくださったのです。それは十字架を通して復活へと到る生き方でした。
私たちも日々自分に死にながらも、本来の自分を築いていくことができるよう、イエスの生き方から目を離さないようにしたいものです。
パオロ