週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
199      年間第11木曜日 マタイ 6・7−15
 
 弟子達に「祈り」をせがまれたイエス様が教えてくださった「祈り」です。後半部分で「わたし達の負い目をお赦しください。」と願いますが、イエス様はそれに条件をつけられます。「わたし達に負い目のある人をすでに赦してしまったので」と。
 
  福音書の他の箇所で、イエス様はたとえ話で「赦す」とはどんなことかを教えてくださいます。マタイ18章21節以下に、「一万タラントンの借金のある家来が借金を赦してもらう。その家来が自分に100デナリオンの借金のある人に出会い、赦さなかった。そのことが主人に告げられ、その家来は赦してもらえなくなった。」とあります。そして、35節で「あなたがた一人ひとりが、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」と述べられます。
 
 マタイ5章23節〜24節では「あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。」と言われています。
 
 わたし達は、「主の祈り」を唱えるたびに、「赦し」について心に留め、思い巡らすことが求めれています。
 
                  国松
 
年間11木曜日 マタイ6・7−15.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19