わたしたちは、養ってもらっていても、成長していくに従い、まず自分のため、さらに家族のために生活の糧を得ようとするものです。親の仕事を引きつぐ者もいますが、自分の関心のあることや人の役立つ仕事に就く人もいます。
自分の仕事を天職と考える人は幸せです。仕事は「オキュペーション」といいます。仕事が心の大部分を占めているからでしょう。わたしたちはそれで満足してはいけません。仕事を「ヴォケーション」と言えるようにならないと幸せになりません。それは「ヴォケーション」は呼ばれている、招かれていることを意味するからです。これを感じるとき、ほんとうの幸せがあります。
アンドレアと仲間たちは漁師で生活していましたが、今日、天職を与えられてイエスの弟子になりました。十字架につけられる最後でしたが、神にささげた一生は幸せだったと思います。ニート、フリーターといわれる人々がいますが、彼らにも天職が授かるよう祈りましょう。
道
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