今日の福音書の様子は、人々がイエスのことを預言者であるとかメシアであるとか言っている一方で、捕らえてしまおうと考える者もあり、あちこちで対立が起きています。指導者たちもイエスがどうにかならないものかとお互いに言っている様子です。その中で、ニコデモが登場し、「我々の律法によれば、まず本人から事情を聞き、何をしたかを確かめたうえでなければ、判決を下してはならないことになっているではないか」と言います。ニコデモのイエスに対する弁護の言葉といえます。
ニコデモは、ヨハネ福音書に三回登場します。今回はその二回目であり、三回目はイエスが十字架上で亡くなった後です。かつてある夜、イエスと出会い、また今回の福音書の中にあるようにイエスに従いたいという思いと仲間をも失わないようなふるまいをしていますが、最終的には十字架で亡くなったイエスの葬りの手伝いをするほどになります。
彼の信仰の歩みは確実にイエスのもとに近づきました。わたしたちの信仰の歩みにおいても、イエスのもとに近づくことにあります。毎日の生活の中でイエスの愛を思い起こし、まわりの人々への愛の実践を通して信仰を強めていただきましょう。
TH