富とか報酬というものは、通常何か良い働きをしたときに頂くものです。何も特別なことはしていない上、間違えられて報酬が与えられ、その富を受け取るなら、それは「不正の富」と言えるものでしょう。
よく考えてみると、実に私たちは神様から沢山の「不正の富」を頂いている者と言えるのではないでしょうか?たびたび神様のみ旨に素直に応えることが出来ず、罪や過ちを犯している身でありながら、いつも大きな恵みを頂いているからです。今ある自分の富は、神様から頂いたものであり、「不正にまみれた富」をいっぱい持っていることになります。折角神様が寛大に下さった富(恵み)なのだから、たとえそれが「不正にまみれた富(本来もらえるはずの無い恵み)」を活かし、また人にも分け与えて、友だちを作るようにしたいものです。そしてその恵みに忠実であるように努めましょう。
そして、出来ることなら不正にではなく、正々堂々と神様から恵みを受け取ることが出来るように励みましょう。
mickey sdb