週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
336      年間第34水曜日 ルカ 21・12−19
 
 イエスは常に、ご自分の愛する弟子に高い理想を示し、これに挑戦するように励ましています。イエスの弟子になる条件は、『父母、妻、兄弟、姉妹、自分のいのちまでも憎まないなら、弟子にふさわしくありません』(ルカ14,26)。更に、イエスは、『神様だけがいのちの主である』と教えています。ここで、いのちとは、この世に限ってのみのことでもなく自分のいのちのことでもない、永遠のいのち、神のいのちのことです。つまり、この世は貴方に数多くの選択を提供しますが、永遠は二つの選択だけを提供します。それは天国か地獄か二者択一を迫られるものです。だからイエスは、『死に至るまで忠実でありなさい。わたしは貴方にいのちの冠を与える』(黙示録.2,10)と仰せになっています。
 
 イエスに従うことは、簡単ではありません。迫害においては、『わたしの名の為に』、憎まれる立場へと転回します。両親、兄弟、親族、友人、一言で言えば、親しい者から憎まれ、裏切られ、殺されるのです。その時こそ絶望に落ち込む事がないように必ず精神的に強めて下さるのです。貴方の心に聖霊の息吹を注入させるのです。『どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と智恵をわたしはあなたに授けるからです』(ルカ21,13)。このように明確な姿で、証しする機会となると同時にあなた方はわたしに属する者であるのです。その時こそ、『貴方だけが完全な方、聖なる方。全ての民が来て、貴方の前にひれ伏して拝むのでしょう!』
 
Fr.Tadeusz
年間 第34水曜日 ルカ21・12−19.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19