週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』（聖書朗読箇所）をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。

『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。

音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。

朗読者：石川裕美

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年間第31木曜日　ルカ　１５・１－１０

　私たちは「失われた者・迷子になっている者」です。本来、私たちは御父のものであるのに、そこから離れ、迷っています。同時に、私たちは「捜されている者」です。御父は今も失われた私たち、１匹の羊を、なくなった１枚の銀貨を徹底的に捜し続けていてくださいます。「一（いつ）の小ささ」に対して御父の「無限の徹底さ」が示されているのです。そのためにこそイエスが遣わされたのです。

　イエスは私を捜し出すために、この世に来てくださいました。ルカは「小さな、貧しいひとり」に御父がイエスを通して示される徹底した愛を随所に描き出します。このことをまずありがたいと感じたいのです。そして、イエスは、私たちの罪を負って十字架で死に、私たちが御父のもとに帰る道を備えてくださいました。私たちは、そこを通って帰ることができるのです。

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