私たちにとって大切なのは、自分の内面のあり方です。外面的な行いや姿を意識する前に、まず自分の心のあり方を整えるべきです。今日の福音書にあるとおり、最終的に良い実を結ぶためには、木自体が良い木でなければならないからです。
外側は柔和な羊の姿をしていても、内側は貪欲な狼のような心を持った人もいます。イエスはこのような人々のことを偽預言者、あるいは偽善者と呼んでいます。そのような人は最終的には良い実を結べないのです。神の前でどのような実を結ぶか、ということを私たちは絶えず意識して生きなければなりません。福音書の別の個所に「良い人は良いものを入れた心の倉から良いものを取り出し、悪い人は悪いものを入れた心の倉から悪いものを取り出す」という言葉があります。私たちは心の中に良いものをたくわえているにんげんでありたいものです。
私たちは誰でも例外なく、いつか神の前に出なくてはなりません。そのとき私たちは良い実をつけて神のみ前に出たいものです。
鈴木英史