エマオへ向かっていた二人の弟子が旅の途中で復活したイエスに出会いました。彼らはすぐにエルサレムに戻り、11人の弟子に会い、自分たちがイエスに出会ったことを報告しました。すると、その時にイエスが彼らの間に出現なさったのです。彼らは皆恐れにとらわれて、亡霊を見ているのだと思いました。イエスはそんな彼らに手と足をお見せになられた。そして、焼いた魚を召し上がられました。
これはどのようなことを意味しているのでしょうか。それは、復活したイエスの存在が決して幻のようなもの、実体のない映像のようなものではないということです。復活という状態について私たちには確かなことはわからないのですが、今日の福音書からある程度わかるように、復活の状態というのは、確かな実体を備えたものであるということです。
今日の福音から私たちは大いなる希望を抱くことができます。私たちもイエスに結ばれているなら、たとえこの世の生命が終わっても、後にまぼろしのようなものでない確かな復活の生命にあずかれるということです。このような希望をもって、しっかりと信仰生活を送りたいものです。
鈴木英史