週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
62      四旬節第2水曜日 マタイ 20・17−18
 
 3年間手塩にかけて育てたつもりだった弟子たちは最後まで自分の気持 ちを理解してくれません。ゼベダイの息子たちとその母親は、現世的な 昇進をねらい仲間を出し抜こうするし、それを見た他の弟子たちは喧嘩 を始めます。しかもこの出来事は、イエス様にとって人生最後の時が近 づきつつあるエルサレムへの旅の途上での、ある意味自分の人生の思いを全て込めて語った直後なのです。ここで終わってしまうなら教育ドラ マとしてこんな惨めな結末はそうないでしょう。でもここからがイエス様のすごいところです。イエス様はもう一回弟子たちを呼び寄せて諭します、静かに落ち着いて。なかなかできることではありません。自分ならきっと「お前らまだ分からないのか。何度言っても分からないダメなやつらだ。もうクビだ〜」とこぶしを振り上げ、 物にあたり、怒鳴り散らしたでしょう。僕は、実際それに似たことをさんざん やってきました。
 
 僕になくてイエス様にあるもの、それは人を信じる心、この人は成長する力があるんだという強い信念だと思います。全く希望の見いだせないところにも希望を持とうとすること。これからも真の教育者であるイエス様の姿勢に学んでいきたいと思います。
 
Daniel
 
四旬節 第2水曜日 マタイ20・17−28.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19