週日のみ言葉と福音朗読

今日の『み言葉』(聖書朗読箇所)をよく噛んで、ゆっくり味わいながら頂くように致しましょう。
 
『み言葉』はリンク先「今週の聖書朗読」で読むことが出来ます。どうぞご利用下さい。
 
 
音符のイラストのところをクリックすると、朗読を聴くことが出来ます。
 
朗読者:石川裕美
167      年間第6火曜日 マルコ 8・14−21
 
 今日の福音に出てくる言葉の一つに「パン種」があります。ある解説では「パン種は、小さい黄色の酵母(イースト菌)のこと。パン種を水と小麦粉に入れてこねると、パン生地が膨らみ、焼き上がったパンは更にふっくらとなる」とあります。そのようなパン種のもつ特徴から、その存在が小さなものであったり目立たないものであっても、大きく膨らませたり、広げたりすることができるということを言っているようです。
 
 主イエスはファリサイ派とヘロデ派のパン種に気をつけなさいと警告されます。そして弟子たちには「なぜ、パンを持っていないことで議論するのか。まだ、分からないのか。悟らないのか。心がかたくなになっているのか」と。
 
 わたしたちは主イエスの後についていこうとしていますが、いつの間にか見失ったり、歩むべき方向が違っていたりします。そんな時は、小さな思いや考えが、自分の中で大きくなってしまっているからかもしれません。そんな自分だけの思いではなく、主イエスが示してくださる神のみ旨の中に入っていけますように、互いに祈り、日々与えられた努めを果たしていきましょう。
 
TH
 
年間第6火曜日 マルコ8・14−21.mp3
 

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Last updated: 2015/8/19